TOKYO-MXで『楽しいムーミン一家』が始まった。
先日、ディレクターチョイスDVD(すごく安いヤツ)を購入しようとしていたが、何かと忙しく注文が遅くなってしまったところだったので、いい具合の再放送だった。
この作品は、もちろんリアルタイムで観ていたものだが、そのころはまだビデオ時代。
今回、しっかりとDVD保存しよう…と思っています。
さてさて、第1話は…
冬眠から目覚めるムーミン谷。
ちょうどいい具合にスナフキンも旅から谷に戻っています。
スナフキンLOVEのムーミンは、誰よりも早く彼に会いに行くのでした。
そして、まだ冬眠から目覚めていないスニフを起こして、3人で[面白いこと]をしようと山に出かけます。
その山で拾ったのが、だれかが落としたシルクハットでした。
とりあえず家に持ち帰ることに…。
パパのシルクハットではない…ということが判明したものの、どうしたらいいか考えあぐねていたところへムーミンママ登場。
ママはシルクハットをひっくり返し、部屋の隅に置きました。
紙屑籠にしよう…というのです。
そしてこの件は一件落着したかのように思えました。
かくれんぼをして遊ぶムーミン・フローレン・ミー・スナフキン・スニフ。
ムーミンは隠れるところが見つからず、シルクハットの中に隠れます。
ムーミン以外のメンバーはすぐに見つかったのに、ムーミンだけがどうしても見つかりません。
みんながムーミンが見つからない!と言っていると、部屋のどこからかクスクスと笑い声が…。
ソファーの下のシルクハットから笑い声がしています。
ムーミンに早く出てくるように促すと…
シルクハットから現れたのは、見たこともない怪物でした。
「あなたは誰?」と問いかける子供たち。
そしてパパまで…。
挙句の果てにママまで…。
怪物は泣きだします。
「ぼく、ムーミンだよ!ムーミン・トロール!!」
それもそのはず…その怪物はムーミンだったのです。
シルクハットの魔法でムーミンは怪物のような姿に変わってしまったのでした。
しかしママは、自分の子供なんだから解らないはずがない…と言い、その怪物を見つめます。
「ムーミンね…」
すると魔法が解けて元のムーミンの姿に戻ります。
その後、パパの言いつけでシルクハットを川に捨てることになりました。
残念そうなムーミン。
しかしスナフキンは「拾ったものを捨てるだけさ…」とクール且つ哲学的なセリフを言います。
この「楽しいムーミン一家」は、ヤンソンさんが認めたムーミンのアニメーションです。
昔やっていたものは、ヤンソンさんたちの反感を買ったものですが、この作品は全く違います。
原作に忠実に描かれた作品で、本当に童話のような話になっています。
昔のムーミンがいい子だったのに対して、こちらのムーミンは決していい子ではありません。
そしてスナフキンも大人ではなく、しっかり子供の一員としてストーリーの中で生き生きと活躍しています。
前作ではスナフキンはギターを弾いて歌っていますが、実際には彼が持つ楽器はハーモニカです。
そのあたりもしっかり忠実です。
しかも…
スナフキン役が
子安武人サマでございます。
こんなトーンの声…なかなか聞くことができないので、子安ファンとしてはかなり貴重な作品だと思います。
『楽しいムーミン一家』…作品そのものも素晴らしいと思いますが、声優さん視点でもなかなか面白い作品だと思います。