宙のまにまに 第5話

非常識、破廉恥、不潔…


廃墟同然の天文部合宿所にふーみんが所用で訪れると…
部員が雑魚寝をしていた。


それというのも、深夜の活動で機材撤収後、みんなそのまま爆睡…。

その雑魚寝状態を目撃してしまったふーみんは、天文部活動中止を申し渡した。
だが、天文部はなんとか活動を…と、湖周辺のゴミ拾いを始めたのだが、ふーみんは見て見ぬふり。


仕方なく湖で遊び始めた部員達。
そこへ文芸部の部員が…。
合流して遊び始めたのだが、朔は何故ふーみんが今朝、来たのかと尋ねた。
すると…
ふーみんの真意を知った朔は、彼女を探し出し、浴室使用許可の礼を言ったのだった。
そして、ふーみんにも夜空の素晴らしさを知ってほしい…と。
言葉の星
ふーみんに見てほしいもの…
それは、[星]という具体的なものだけでなく、それに付随するいろいろなことを感じてほしい…と朔は考えたのだろう。

結局、今夜の活動許可は得られなかったが、明日の夜 文芸部を招いての観測会で、天文部の活動が本当に意義のあるものなのかを見せてほしい…ということだった。
ふーみんにとって、天文部の活動とは、夜に集まって騒ぎたいだけ…としか映っていないようだった。

翌日の観測会に向かって力を合わせて準備を進める天文部。
美星はとある店先でブルーシートを発見！
それを貸してほしい…と頼んだ。
そしてその店主たちは、美星を見て湖のゴミ拾いをしていた子だと気付き、快くブルーシートを貸してくれたのだった。
また、部長は…全て手書きのしおりを作り力尽きた(笑)。



文芸部を招いての観測会が始まった。
1年3人が進行係を交代ですることとなった。
っつ～か…江戸川は部員じゃないっつ～のに！！
姫ちゃんの解説が始まり、文芸部が夜空に夢中になっていく。
文芸部メンバーたちは、星空を見上げながら数々の作品を思い出し、星座と物語を結び付けていくのだった。


ふーみんの心にも何かが響いたようだ。


結局、みんな仲良しなんじゃん(笑)。



この話は、だれも意地悪な人が出てこないので、本当に心地いい。
見ていてホッとする。