こんにちはアン 第29話

今回は、アンが思いがけず学校に行かれる…というところから話が始まった。

季節は秋…あの夏休み第一日目に、そうとは知らずに学校へ行ってしまったアンだったが、それから数カ月が経っているようだった。
いそいそと学校へ向かうアンだったが、道端にハガティーさんがうずくまっていた。
彼女は足をくじいてしまったのだ。
一度はハガティーの言う通り、彼女の元を離れたアンだったが、振り向けばハガティーさんがまたうずくまっていたのだった。
それを黙っていられるはずがない。

ハガティーの家まで送り届けることにしたアンは、おしゃべりを続ける。
ハガティーは、アンのことを無口なこと認識していたようだったが、それは勘違いだったという事に気付いた。
アンは、わけがあってハモンド家では口を利かないのだ…と説明した。

ハガティーを家まで連れて行き、色とりどりの花が咲きみ抱ける庭でお茶をする二人。
少し疲れを覚えたハガティーが部屋へ入る。
彼女の部屋の机には何冊ものノートが…。
そのノートは、彼女が今まで取り上げてきた新しい命のことが記してあったのだった。
しかしハガティーはこの仕事を辞めるのだという。
体が言う事を聞かないのだ…と。
それでもアンは、きっとその仕事を続けることになる…と。
そばかすが消えた日は、きっといいことが起こる。

その時、誰かがドアをノックした。
若い夫婦がハガティーを訪ねてきたのだった。
ハガティーは若い男性を見て思い出す…自分が嵐の日に取り上げたこだ…と。
そしてその若夫婦がハガティーに申し出る。
自分たちの子供を取り上げてほしい…と。
しかしハガティーは、この仕事はもう辞めたのだと告げる。
落胆する若夫婦。
しかしアンが食い下がる。

結局アンの説得でハガティーは彼らの産婆をやることに決めた…最後の仕事として。



出産とか子供とか…アタシには全く思い入れもないし経験もないけど、きっとこれは感動的な話なんだろうなぁ。
個人的には、ハガティーが子供なんていらないという気持ちの方がよほど理解出来たり(笑)。
でも、アンを見て…もっと早く出会っていれば…と思ったのはちょっとグッときた。
あんな子なら欲しかった…と。

ハモンド家でも異変が起こりそうである。
主人が…心臓を患ってそうな感じだね。
せっかく大きな仕事が入ったというのに…。

まぁ、もう30話になるのだから、また大きな変化が起こってもいい頃…かな？

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